冷えとり健康法
第2章 方法と進め方
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[1] 半身浴と足湯 「靴下の重ね履きなんか」と思っている方、半身浴だけでも結構です。 是非今夜からお試しください。 何より気持ちが良く、一日の疲れを取ってくれリラックスして眠りにつけますよ。
[3] 服装3原則 [a] 頭寒足熱 冷えを取るには 頭は涼しく、足元は暖かく 、つまり トップスは薄く、ボトムスは厚く が 基本のスタイルです。 多くの人は上半身ばかり厚着をして、下はズボンかスカート一枚という人ばかりですので、 これとまったく逆のことをしなければなりません。 [b] 天然素材 化学繊維よりも天然素材のものを身に付けた方が病毒の出方がよく、 特に肌に直接触れるインナーはシルクをお奨めします。 靴下の重ね履きの項でもお話しましたように、シルクを基本にして、 綿やウールなどで重ね着をしていきます。 [c] 締め付けない服を着る 体を締め付けるような服装ではなく、少しフワット余裕のある感じで着てください。 締め付けると、血管が圧迫され血液の流れが妨げられてしまいます。
[6] 部屋の空気をかき混ぜる 部屋の中で、冷房や暖房をすると上の方が暖かく床側が冷たくなります。 これはお湯をかき混ぜないでお風呂に入っているのと同じ状態で、 頭寒足熱の原則に反するものです。 扇風機・エアサーキュレーターなどで、部屋の空気をかき混ぜ、 上(頭)と下(足)の温度差をなくすようにしてください。
我執は大きく4つに分かれて、傲慢、冷酷、利己、強欲となり、それぞれに対応する内臓があります。 ・傲慢: 人を見下す、見栄を張る、感謝をしない、卑屈も傲慢の裏返しです。 肝臓、胆のう系統の血管が縮んで、その部分が病気になりやすい。 ・冷酷: 冷たい、自分の都合しか考えない、他人に対する思いやりがない。 心臓、血管系等が悪くなりやすい。 ・利己: わが身の安全、安楽だけを求める。少しでも空腹を感じると、食べ物に手が出るので、 食べすぎになりやすく、消化器系を悪くしやすい。 肥満も多い。 ・強欲: 欲が深く、金や物をためたがるほか、自分のしている努力や能力以上のものを欲しがる。 肺や大腸が悪くなりやすく、皮膚病や潰瘍性の病気、便秘、喘息にもなりやすい。
|