めんげん(瞑眩)とは、「好転反応」のことで、冷えとり健康法を行う上で「肝(きも)」となる部分です。
それは、快方に向かう過程で、病的な症状が出ることをいい、
ひとりひとりが、「めんげん」に対して、きちんと向き合わなければなりません。
下痢・発熱・湿疹・かゆみ・倦怠感・イライラ感などさまざまで、人によって千差万別です。
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一見病気や症状がひどくなったようにも見えますが、
これは「冷え」を取ることにより、自然治癒力(排毒能力)が回復し、
病毒に対して敏感になるので起こるものです。
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溜まっていた毒が排出されていくものですので、薬などで対処しないで下さい。
また、「早く直りたい」「苦痛はいやだ」「これで本当に直るのか」などという
焦り、不安、迷いなどがあると逆に苦痛を伴う形でめんげんが続くことがあります。
「体内にあった毒が出て行っているんだな」と素直に受け取り、経過を客観的に
見ていると良いようです。
外見の症状は派手でも、本人に重症感がなく、普通に生活ができ、
顔色も悪くなければ問題ありません。
どうしても心配なときは、一度中止をして、専門医へご相談下さい。
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